「オンライン・自習教室」「子供の発達が気になる時に読む心理検査入門」
安住ゆう子著 合同出版

詳しくは、本を買って読んでください。(笑)
【理解を深めたこと】
・気が散りやすくぼんやりしてしまうことや聞き漏らしてしまったり忘れてしまう事は、
本人の怠けから来るのではないこと!
・気になったら、行動し、検査を利用する。待っているだけでは改善しない。
・専門家の養育に参加する。
・我々レクタスでは、子どもの困難の要因を理解し、適切な学習教材と学習指導を行う。
学習をとおして、学ぶことの楽しさ、学び続ける習慣を育んでいく。
その中で、自己受容、自己肯定感が高まる。
「楽しく・仲間と共に・学びと成長」を目指している。本書で解説している事例は、12件あります。
1、言葉の表出の少ないAくん(4歳)
2、幼稚園でほとんど何も話さなかったBちゃん(3歳)
3、幼稚園生活が楽しめず受け身なことが多かったCくん(5歳)
4、保育園で友達とのトラブルの堪えなかったDくん(5歳)
5、読み書きでつまずき、学校が嫌になってきたEちゃん(小1)
7、授業に落ち着いて参加できなかったGくん(小4)
8、友達との関わりがうまくいかなかったHくん(小5)
9、読むことがとても苦手で別室登校していたIさん(中1)
10、中学になって衝動的な行動が目立ち始めたJくん(中1)
11、学習意欲が低かったKくん(小6)
12、合理的配慮を受けることを決めたLくん(中1)
上記解説の主なものを取り上げると、
1.検査結果
「ワーキングメモリ」と「処理速度」が低いことからの課題が多く示されています。
・読み書きの困難さの理由は、耳からの情報を留めておくことの苦手さからきている、等
2.療育の例
・体の動きの調整、言語理解や発音の明瞭かを目指すことを中心とした療育
・大きな体の動きや手先の操作性を高めるための運動や工作の療育内容
・生活能力を高めていくことを目的としたグループ療育
・ソーシャルスキルトレーニングのグループ指導
話のポイントを聞き取る練習や状況理解の整理の練習、
相手にわかるように自分の考えや気持ちを伝える練習、等
3.支援関連
・学校では部活の顧問の先生が彼の良き理解者となってくれたこともあり、大きな爆発はなくなっていきました。
・勉強をやや諦めている様子も感じられましたが、興味関心を取り入れた教材の工夫をすることで、
わかって楽しめる内容であることを実感するうちにしっかり勉強する時間が増える。
・学習室の先生が教科書の代読をどんどん進め、授業の内容を先取りした上で教室に入る。
・療育機関と家庭では既に読み上げソフトを利用していて、読めれば理解できることがわかっている。
・お母さん自ら、失敗したりうまくいかなかったエピソードを伝え、
「まぁ、しょうがないか」「今度また気をつければいいや」といった修復方法の見本を見せる。
・家では保育園でのどんなことが気になり、どんなことが好きかをゆっくり話をしたところ、
朝と夕方の自由遊びの教室のざわざわした雰囲気が嫌だと言うことがわかりました。
【フリースクールのご案内】1.フリースクール
http://nporectus.sblo.jp/article/188698931.html http://nporectus.sblo.jp/article/188627593.html2.オンライン・自習教室
http://nporectus.sblo.jp/article/188744445.html http://nporectus.sblo.jp/article/188611555.html*詳細については、下記メール宛先までお問合せください。
(mail: free_school@nporectus.com )
了